砂子原カルデラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/07/24 13:21 UTC 版)
砂子原カルデラ(すなごはらカルデラ)は、福島県柳津町、三島町にまたがる直径およそ6kmのカルデラである。最高地点は後カルデラ期溶岩ドームの湯の岳729.3m。
特徴
火山岩類は流紋岩質である。約29万年前に噴出した砂子原-佐賀瀬川テフラによって形成された直径約2km(推定)の小型カルデラで、カルデラ形成時にはカルデラ湖が形成されたが、現在は干上がっており、陥没地形も不明瞭。後カルデラ火山として湯の岳溶岩ドーム群、砂子原-久保田テフラなどが存在している。
カルデラ内には西山温泉があり、カルデラとは無関係の断層に沿って温泉が湧き出している。豊富な地熱を利用した柳津西山地熱発電所もある。
噴火活動時期
- 29 - 22万年前
関連項目
外部リンク
砂子原カルデラ(すなごはらカルデラ)
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「カルデラの一覧 (日本)」の記事における「砂子原カルデラ(すなごはらカルデラ)」の解説
福島県柳津町、三島町にまたがる直径約2kmの濁川形カルデラ。約27万~25万年前の噴火で形成された。後カルデラ火山として湯ノ岳がある。また、カルデラ内には西山温泉がある。
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