短パルス高出力レーザーシステム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/17 10:12 UTC 版)
「自然放射増幅光」の記事における「短パルス高出力レーザーシステム」の解説
POLARIS レーザーなどのピーク出力が数テラワットからペタワットに及ぶ高出力 CPA レーザーシステムにおいては、ASE が時間的出力コントラストの制限要因となる。増幅中は時間的に広がっていたレーザーパルスを圧縮すると、ASE は一部が圧縮レーザーパルスの前に位置する準連続的ペデスタルを生じさせる。焦点における出力が 1022 W/cm2 に及ぶほど強いため、ASE はしばしば実験を大きく乱すこととなり、レーザーと標的との所望の相互作用が不可能になる場合さえある。
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