盗塁の損益分岐点
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/23 14:49 UTC 版)
盗塁は成功すれば先の塁を得ることができるというメリットがあるが、失敗すればランナーを失いアウトカウントを増やしてしまうというデメリットがある。そのためデメリットを上回るだけのメリットをもたらすためにはどの程度の成功率が必要であるかが議論されている。 野球統計学者の岡田友輔は、2011年に「1つの盗塁は0.16程度の得点上昇をもたらし、盗塁死はおおよそ-0.31得点を減らしています」と分析している。 5年連続で盗塁王を獲得した赤星憲広は、盗塁と盗塁死による損益を総合的に見て価値を把握する必要性を提唱し、これに基づいて「盗塁-盗塁死×2」で計算される赤星式盗塁という指標が考案されている。
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