皿鉢(サハチ)の由来
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/16 04:44 UTC 版)
皿鉢とは皿と鉢の中間的な形態のものを指す。皿鉢は「さわち」以外にも、サハチ、サアチ、サラチ、サーチとも言われている。現代の皿鉢の源流である器は室町時代から作られていた。当時の器は比較的深みのある高坏で、浅鉢・深鉢・大皿・大鉢など器に合った名称で呼ばれていた。それらの器が皿鉢と総称され始めたのは江戸時代だと考えられている。土佐藩(現在の高知県)の禁令などに「砂鉢」や「皿鉢」と記されており、その他「佐波知」や「沙鉢」と当て字された記録もある。
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