白石聖_(ボクサー)とは? わかりやすく解説

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白石聖 (ボクサー)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/13 00:59 UTC 版)

白石 聖
基本情報
本名 白石 聖
階級 フライ級
身長 170cm
国籍 日本
誕生日 (1996-11-26) 1996年11月26日(28歳)
出身地 愛媛県新居浜市
スタイル ボクサーファイター
プロボクシング戦績
総試合数 15
勝ち 12
KO勝ち 6
敗け 2
引き分け 1
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白石 聖(しらいし じょう、1996年11月26日[1] - )は、日本プロボクサー愛媛県新居浜市出身。第3代日本フライ級ユース王者志成ボクシングジム所属。

来歴

中学卒業後、世界チャンピオンを目指し単身で大阪に移り住み井岡ジムでプロライセンス取得。アマチュア経験なし。 2016年5月16日のプロデビュー戦は2回TKO勝ち[2]

2017年西日本フライ級新人王として、東軍代表薮崎賢人を相手に5回3-0(50-46、50-45×2)の判定勝ちを収めて全日本新人王を獲得した[3]

そして2019年9月16日に大阪府立体育会館第2競技場で湊義生と日本ユースフライ級王座決定戦を行い、8回3-0(79-74×3)判定勝ちを収めて日本ユース王座獲得に成功[4]

2019年12月28日、大阪府立体育会館第二競技場で鷲尾樹貴也を相手に日本ユースフライ級タイトルマッチを行い、1回2分9秒TKO勝ちを収め、ユース王座の初防衛に成功した[5]

2021年12月21日 志成ジムに移籍。

2022年11月15日、2年11か月ぶりの復帰戦としてジャッカパンセーントーンと対戦し、2R1分42秒KO勝ちを収めた。

2023年4月15日に韓国仁川・パラダイスシティのTBプロモーション興行でアンソニー・オラスクアガと対戦する予定だったが、オラスクアガがWBO世界ライトフライ級王者のジョナサン・ゴンサレスの代役としてWBAスーパーWBC世界ライトフライ級統一王者寺地拳四朗と急遽対戦することとなり、試合は中止となった [6][7]

2023年7月1日、後楽園ホールでWBOアジアパシフィックスーパーフライ級王者の中川健太とWBOアジアパシフィック同級タイトルマッチを行うも、12回0-3(113-115、112-115、111-117)で敗れ王座獲得に失敗[8]

2025年8月12日、後楽園ホールでWBOアジアパシフィックスーパーフライ級王者の川浦龍生とWBOアジアパシフィック同級タイトルマッチを行うも、10回0-3(93-97、92-98×2)の判定負けを喫しまたも王座獲得に失敗、白石は試合後に過度な減量の影響により脱水症状を訴えて病院に搬送され、血液検査で肝臓の数値が悪化したため入院した。当初は12回戦で行われる予定だったが、同年8月2日に後楽園ホールにおいて行われた興行でメインイベントで行われたOPBF東洋太平洋スーパーフェザー級タイトルマッチで王者の波田大和と対戦した挑戦者の神足茂利が引き分け判定後に、日本ライト級挑戦者決定戦で齊藤陽二と対戦した浦川大将が8回TKO負けを喫した後に意識不明となり搬送先の病院で急性硬膜下血腫と診断され開頭手術を受け、神足が6日後の同年8月8日に、浦川が7日後の同年8月9日にリング禍により相次いで死去したことを受けてラウンド数が10回戦に短縮された。

戦績

  • プロボクシング - 15戦12勝(6KO)2敗1分
日付 勝敗 時間 内容 対戦相手 国籍 備考
1 2016年5月16日 2R 1:02 TKO 森下嵩弘(エディタウゼント) 日本 プロデビュー戦
2016年度西日本フライ級新人王予選
2 2016年7月18日 4R 判定0-1 那須亮祐グリーンツダ 日本 2016年度西日本フライ級新人王準決勝
3 2016年11月11日 1R 2:29 TKO 中山慶伍(駿河) 日本
4 2017年4月2日 4R 判定3-0 中澤誠也(本橋) 日本 2017年度西日本フライ級新人王準決勝
5 2017年9月17日 4R 判定3-0 湊義生(JM加古川) 日本 2017年度西日本フライ級新人王決勝
6 2017年11月12日 4R 判定3-0 近藤冬真(蟹江) 日本 2017年度フライ級新人王西軍代表決定戦
7 2017年12月23日 5R 判定3-0 薮﨑賢人(セレス 日本 2017年度全日本フライ級新人王決定戦
8 2018年9月2日 2R 1:59 KO スティヴァヌス・ナナ・ブー インドネシア
9 2019年4月21日 5R 1:39 KO アンドリュー・ラウリキ フィリピン
10 2019年9月16日 8R 判定3-0 湊義生(JM加古川) 日本 日本フライ級ユース王座決定戦
11 2019年12月28日 1R 2:09 TKO 鷲尾樹貴也(千里馬神戸 日本 日本ユース防衛1
12 2022年11月15日 2R 1:42 KO ジャッカパン・セーントーン タイ
13 2023年7月1日 12R 判定0-3 中川健太三迫 日本 WBOアジア太平洋スーパーフライ級タイトルマッチ
14 2024年12月31日 8R 判定3-0 佐藤剛(角海老宝石 日本
15 2025年8月12日 10R 判定0-3 川浦龍生(三迫) 日本 WBOアジア太平洋スーパーフライ級タイトルマッチ
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獲得タイトル

脚注

  1. ^ プロボクシング試合組合せ WBOアジアパシフィックミドル級タイトルマッチ 日本ボクシングコミッション
  2. ^ 2016年5月試合結果 日本ボクシングコミッション
  3. ^ 全日本新人王決定戦 MVP下町俊貴、技能賞は森武蔵 Boxing News(ボクシングニュース) 2017年12月23日
  4. ^ 41歳最年長王者の野中悠樹 流血2-1で薄氷防衛 Boxing News(ボクシングニュース) 2019年9月17日
  5. ^ 石田匠が判定負け IBF・S・フライ級挑戦者決定戦 Boxing News(ボクシングニュース)2019年12月29日
  6. ^ 4.15韓国 元日本ユース王者の白石聖に好機到来 WBA4位に「技術で勝負」 Boxing News(ボクシングニュース) 2023年3月19日
  7. ^ L・フライ級2団体統一王者の寺地拳四朗 4.8防衛戦はWBAフライ級2位オラスクアガに決定 Boxing News(ボクシングニュース) 2023年3月29日
  8. ^ 中川健太がWBOアジアパシフィックS・フライ級王座防衛 新鋭の白石聖に3-0勝ち Boxing News(ボクシングニュース) 2023年7月1日

関連項目

外部リンク




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