発火点となった「運転打ち切り」放送
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/17 04:34 UTC 版)
「上尾事件」の記事における「発火点となった「運転打ち切り」放送」の解説
この混乱の中で、先に到着した832Mよりも先に1830Mを出発させ、さらにこの両列車を2駅先の大宮で運行を打ち切るという構内放送を行った。結果的にこの放送が暴動の引き金になった。殺気立った乗客が832Mの運転室の窓ガラスを割り、身の危険を感じた運転士が上尾駅の駅長室に逃げ込んだが、その後を追いかけた乗客が駅長室に流れ込み、鉄道電話を破壊、中にいた駅長と助役が負傷した。さらに、1830Mの運転士や車掌も逃げ出した。こうして乗客の怒りに火がついた。
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