異損とは? わかりやすく解説

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い‐そん【異損】

読み方:いそん

平安時代作物病虫害などのために、田地収穫例年より10分の3以上減少することをいった語。→例損(れいそん)


異損

読み方:イソンison

律令制災害によって国内の田のうち10分の三以上が損田となったこと。


異損

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/01 05:53 UTC 版)

異損(いそん)とは、古代日本において、水害・旱害・虫害・霜害などの自然災害による損田が一定の率を越えた場合に生じる国家的な収得の損失。不三得七法で例損とされた損田三分以内の率を越えた場合、国司太政官に報告し、実検・認定を経たのちに天皇に奏上されたものである。


  1. ^ 『西宮記』恒例第三、9月、「諸国言上損不堪佃田事」


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