田村俶とは? わかりやすく解説

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田村俶

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/04 14:36 UTC 版)

田村 俶(たむら はじめ、1932年2月25日[1] - 2023年5月15日[2])は、日本フランス文学者、翻訳家

ミシェル・フーコーなどの翻訳で知られる[2]

来歴・人物

島根県益田市に生まれる[2]

京都大学文学部仏文科を卒業した。奈良女子大学助教授を経て、教授に就任し、1993年からは学長を務めた(1997年まで)。退官後、名誉教授となる。[要出典]

著書

  • 『フーコーの世界』(世界書院、ぷろぱあ叢書) 1989.5

共編

  • 『絵画と文学』(大槻鉄男, 津山昌共編、関書院) 1956

翻訳

  • 『十八世紀フランス文学』(V.-L.ソーニエ、山田稔, 中川久定共訳、白水社文庫クセジュ) 1956
  • 『ふくろう党』(バルザック桑原武夫, 山田稔共訳、東京創元社、バルザック全集1) 1961
  • 「ウジェニー・グランデ」(バルザック、中央公論社、『世界の文学』) 1965
  • 『甦るマルクス』(ルイ・アルチュセール河野健二共訳、人文書院、人文選書) 1968
  • 『マルクス主義と構造主義』(リュシアン・セバーク、人文書院、人文選書) 1971
  • 狂気の歴史 古典主義時代における』(ミシェル・フーコー新潮社) 1975
  • 『ことばの森の狩人』(エルザ・トリオレ、新潮社、創造の小径) 1976
  • 監獄の誕生 監視と処罰』(ミシェル・フーコー、新潮社) 1977.9
  • 『現代ヨーロッパの崩壊』(アンドレ・グリュックスマン、新潮社) 1981.5
  • 『性の歴史 2 快楽の活用』(ミシェル・フーコー、新潮社) 1986.10
  • 『ミシェル・フーコー 権力と自由』(ジョン・ライクマン、岩波書店) 1987.1
  • 『性の歴史 3 自己への配慮』(ミシェル・フーコー、新潮社) 1987.4
  • 『自己のテクノロジー フーコー・セミナーの記録』(ミシェル・フーコーほか、雲和子共訳、岩波書店、Selection21) 1990.1、のち岩波現代文庫
  • 『ミシェル・フーコー伝』(ディディエ・エリボン、新潮社) 1991.11
  • 『ミシェル・フーコー / 情熱と受苦』(ジェイムズ・ミラー、西山けい子, 雲和子, 浅井千晶共訳、筑摩書房) 1998.12

論文

脚注

  1. ^ 『著作権台帳』
  2. ^ a b c “田村俶さん死去”. 朝日新聞. (2023年5月19日). https://www.asahi.com/articles/DA3S15639588.html 2024年2月3日閲覧。 



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