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田中仙翁

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/03 06:15 UTC 版)

田中 仙翁(たなか せんおう、1928年昭和3年)4月7日 - 2017年平成29年)6月5日[1])は、茶人大阪府生まれ。

略歴

本名・博民(ひろみ)。大日本茶道学会の創始者田中仙樵の孫。早稲田大学大学院東洋哲学科修了。

昭和36年(1961年)大日本茶道学会の会長に就任。全国各地での茶道の研修・講演に注力する。平成2年(1990年)大日本茶道学会茶道の保存・伝承を目的とする財団法人三徳庵を設立し、茶道文化研究に大きな貢献をしたと認められる著作・論文を顕彰する茶道文化学術賞を設ける。茶道文化の発展に一層貢献するため、平成24年(2012年)に公益財団法人三徳庵に移行させ、初代理事長を平成25年(2013年)6月まで務めた。

後任は平成29年(2017年)に長男田中仙堂(本名・秀隆)が就いた。

著書

  • 『大日本茶道学会 基礎編』 (茶の湯テキストブック) 主婦の友社, 1968
  • 『茶道具入門』講談社, 1971
  • 『茶の美 日本人にとって「茶」はなぜ美なのか?』 (朝日カルチャーセンター講座) 朝日ソノラマ, 1976
  • 『用と美 茶の本』編著. 新潮社, 1977.12
  • 『大日本茶道学会 中級編 (中伝.小習)』 (茶の湯テキストブック) 主婦の友社, 1978.4
  • 『大日本茶道学会 基礎から七事式まで』 (茶の湯全書) 小学館, 1979.1
  • 『茶花入門』主婦の友社, 1979.8
  • 『茶 用と美』編著. 新潮社, 1980.11
  • 『行之行台子』茶道之研究社, 1980.12
  • 『薄茶の点前 副読本』茶道之研究社, 1980.7
  • 『茶の美入門 茶の心と形を考える』 (茶の心シリーズ) 学習研究社, 1982.11
  • 『茶道端言』講談社, 1982.6
  • 『茶道入門事典 現代の茶匠が贈る』(Sun lexica)三省堂, 1986.2
  • 『茶掛けの見方』 (茶の湯案内シリーズ) 主婦の友社, 1988.6
  • 『茶を学ぶ人のために』小学館, 1988.7
  • 『中伝唐物点』茶道之研究社, 1992.7
  • 『茶道入門ハンドブック』三省堂, 1993.7
  • 『中伝台天目』茶道之研究社, 1993.7
  • 『茶道の美学 茶の心とかたち』講談社学術文庫 1996.3
  • 『灰の技法』茶道之研究社, 1996.7
  • 『茶の道を受け継ぐ』茶道之研究社, 1998.7
  • 『茶箱 大日本茶道学会』14版 (茶の点前シリーズ) 三徳庵, 2002.7
  • 『茶道ハンドブック』三省堂, 2007.4
  • 『薄茶の点前 副読本 大日本茶道学会 風炉編』改訂20版 三徳庵茶道之研究社, 2008.7
  • 『茶の美と生きる』里文出版, 2013.6

共著

  • 『おつき合いのマナー 冠婚葬祭に役立つアドバイス集』 (Key books) 吉沢久子,佐佐木由幾共著. 朝日ソノラマ, 1976
  • 『花月を学ぶ 基本から変化まで 副読本 大日本茶道学会』11版 田中仙堂共著. 三徳庵茶道之研究社, 2005.7

脚注

  1. ^ [1]

参照




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