産卵低下症候群-1976
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/24 10:26 UTC 版)
Jump to navigation Jump to search産卵低下症候群-1976(さんらんていかしょうこうぐん-1976、英:egg drop syndrome-1976)とは産卵低下症候群-1976ウイルス感染を原因とする鳥類の感染症。産卵低下症候群-1976ウイルスはアデノウイルス科アタデノウイルス属に属するDNAウイルスであり、ニワトリ、アヒル、ガチョウを宿主とする。介卵感染を起こし、稀に水平感染する。産卵低下と卵殻異常卵の産出を認める。病理学的には卵管子宮部粘膜ヒダの水腫性肥厚、上皮細胞に好塩基性核内封入体を認める。予防には不活化ワクチンが使用されることがある。
関連項目
- 封入体肝炎
- 心膜水腫症候群
参考文献
- 清水悠紀臣ほか 『動物の感染症』 近代出版 2002年 ISBN 4874020747
- 産卵低下症候群-1976のページへのリンク