環濠都市
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/11 09:20 UTC 版)

概要
環濠都市は、その周囲に堀を配することによって、堀を外敵からの防禦施設や排水濠として利用した都市である。 代表的なものとしては、アンコール・トム(カンボジア)や金沢、今井(奈良県)、堺(大阪府)等があげられる。
日本における環濠都市
日本における代表的な環濠都市としては金沢、今井(一部に環濠が残っている。)、堺(堺環濠都市遺跡)、尼崎や平野郷(平野環濠都市遺跡)等を挙げることができる。 こうした都市形態は、遡って弥生時代の環濠集落にその祖を辿ることができる。
関連文献
- 石黒正俊; 赤松貴史; 岩崎義一「大阪平野における戦国時代の環濠自治都市に関する研究」(PDF)『関西支部研究発表会講演概要集 第4回』、日本都市計画学会関西支部、2006年。オリジナルの2021年1月10日時点におけるアーカイブ 。2007年1月18日閲覧。
関連項目
外部リンク
環濠都市と同じ種類の言葉
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