環境ISO
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/09 11:07 UTC 版)
「持続可能な開発のための経済人会議」の記事における「環境ISO」の解説
BCSDでは、持続可能な開発のための企業が取るべき行動について、環境パフォーマンス、製品・サービスのライフサイクルなどの分析を行う過程で国際規格化の重要性が議論された。即ち、環境に関する国際規格によって持続的発展を可能にすることであった。1991年7月、BCSDはこれを国際標準化機構(ISO)へ要請した。ISOはBCSDからの要請を受け、標準化を検討するため、国際電気標準会議(IEC)と共同でアドホック・グループ「環境に関する戦略諮問グループ(ISO/IEC/SAGE)」を同年9月に設立した。 1992年の国連地球サミットで採択された「リオ宣言」「アジェンダ21」を受けて、BCSDはISO規格の制定を提言した。1993年、SAGEは環境マネジメントに関する国際規格制定のための専門委員会の新設を決議し、ISO理事会は環境マネジメント専門委員会(TC207)の新設を決定した。
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