珉とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 漢字辞典 > の意味・解説 

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/19 08:35 UTC 版)

琉球国北山王
在位 1393年 - 1395年または1400年

全名
居城 今帰仁城
出生 不詳
死去 1400年または1395年
王世子 攀安知
王朝 怕尼芝王統(羽地王統)
父親 怕尼芝
テンプレートを表示

(みん、生年不詳 - 1400年または1395年)は、14世紀琉球の後北山王国(後山北王国)の第2代国王(在位:1393年 - 1395年または1400年)。

怕尼芝王統・北山王怕尼芝の長男。世子は攀安知1394年、珉はへ朝貢した記録が残っている。

石井望は、珉とは八幡であるとの新説を立ててゐる。等韻学では珉と閩とが同音で、閩は福建で「ばん」なので、珉も「ばん」だとする。山北の怕尼芝、珉、攀安知の三代はみな頭音「は」「ば」に「n」音を加える形で、何らかの同一の継承名だとする。孫薇(そんび)は攀安知の攀を八幡(ばはん)だとするため[1]、よって石井望は怕尼、珉、攀はみな八幡であり、「ばはん」を縮めて「ばん」(珉)、按司を加えて「ぱんあじ」(攀安知)、転じて「ぱねじ」(怕尼芝)とする[2]。  伊敷賢「琉球王国の真実」(42、57、80ページ)は、怕尼芝の子の名を「藩」もしくは「播」として、「ばん」「はん」と読む。石井望はこれを播でなく八幡の幡に作るべきとして、珉に充當する。


系譜

(系譜は伝記による[3]

  • 父:怕尼芝(後北山王)
  • 母:不詳
  • 妃:不詳
  • 世子:攀安知(後北山王)
  • 次男:湧川按司

脚注

  1. ^  吉成直樹・福寛美「琉球王国と倭寇」内「琉球王権神話論」230ページ引。
  2. ^ 八重山日報令和六年八月十八日、日曜談話連載「小チャイナと大世界」第二百三十五囘。 https://www.shimbun-online.com/product/yaeyamanippo0240818.html
  3. ^ 東江長太郎「古琉球三山由来記集」(1989年) 那覇出版社、通俗琉球北山由来記の系譜

関連項目


出典:『Wiktionary』 (2021/08/15 09:46 UTC 版)

発音(?)

熟語


※ご利用のPCやブラウザにより、漢字が正常に表示されない場合がございます。
Copyright © KANJIDIC2 - the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group(EDRDG), used in conformance with the Group's licence. Copyright © 1991-2010 Unicode, Inc. All rights reserved. Stroke Order Diagrams(SODs) licensed from © Kanji Cafe.


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「珉」の関連用語

珉のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



珉のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの珉 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryの (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
漢字辞典
Copyright © KANJIDIC2 - the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group(EDRDG), used in conformance with the Group's licence.
Copyright © 1991-2010 Unicode, Inc. All rights reserved. Distributed under the Terms of Use in http://www.unicode.org/copyright.html.
Stroke Order Diagrams(SODs) licensed from © Kanji Cafe.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS