王手の解消方法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 17:13 UTC 版)
図1王手の解消方法の例 9 8 7 6 5 4 3 2 1 一 飛 二 三 四 角 五 六 七 八 玉 九 ▲持ち駒 歩△6二飛まで 王手をかけられた側は、以下の3種類からいずれかの対処を行い、1手でその状態を解消しなければならない。 王将を逃がす 相手の駒の利きのないマスへ玉を移動させること。図1では、玉を7九、7八、5九、5八のいずれかに動かすことで逃れることができる。 合駒をする 相手の走り駒(飛車、角行、香車、龍王、龍馬)によって1マス以上離れた場所から王手された場合に、その駒の利きを遮る位置に自分の駒を配置すること。図1では▲6八歩(持ち駒による合駒)や▲6八角(移動合い)などが該当する。 王手している駒を取る 最も効果的な手であることが多く、よく使用される対処法。図1では▲6二同角成が該当する。 王手をされたうえで、上記のいずれの対処も不可能な場合は「詰み」による負けとなる。詰みに至る展開を回避できないと判断した相手が投了するか、遅くとも詰みが発生することで対局は終了となる。
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