玉川神社 (羽村市)とは? わかりやすく解説

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玉川神社 (羽村市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/11 01:26 UTC 版)

玉川神社
所在地 東京都羽村市羽中4丁目1番地16号[1]
位置 北緯35度45分40.1秒 東経139度18分14.5秒 / 北緯35.761139度 東経139.304028度 / 35.761139; 139.304028 (玉川神社 (羽村市))座標: 北緯35度45分40.1秒 東経139度18分14.5秒 / 北緯35.761139度 東経139.304028度 / 35.761139; 139.304028 (玉川神社 (羽村市))
主祭神
神体 松樹双雀鏡[2]
社格 村社
創建 寿永年間(1182年~1185年)[1]
本殿の様式 一間社流見世棚造り
別名 おすわさま[1]
例祭 8月28日[1]
地図
玉川神社
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玉川神社(たまがわじんじゃ)は、東京都羽村市多摩川沿いにある神社。祭神は建御名方命、大山祇命の2柱。多摩郡羽村の小名「奈賀」の鎮守。旧社格は村社。

由緒

寿永年間(1182年-1185年)に領主の畠山重忠一族が信濃国一宮の諏訪大社より分霊を勧請したことが起源と伝えられている。[3]

天保年間(1830~1844)に社家の火災により、古文書が焼失したため、社史の詳細は不明となっている。 江戸時代は社号「諏訪社」、明治2年(1869年)は社号「諏訪神社」と改称した。明治15年(1883年)は日枝神社を合祀し、社号「玉川神社」と改称した。[3]

明治10年(1877年)春、境内に羽村で最初の小学校(現在の羽村西小学校)が建てられ、羽村、五ノ神村の生徒150人が学んだ。明治34年(1901年)には、生徒数500人となったため、小学校は天王台に移された。[4]

覆舎には、諏訪社と明治15年(1883年)に合祀した日枝社の本殿の2棟が祀られている。現在の諏訪社の本殿は、昭和61年(1986)の諏訪大社下社秋宮の東御宝殿を移築したものである。また、下社春宮の第三之御柱を拝殿前に移設した。[5]神事は、吉田派の神職宮沢氏が代々務めている。

社格

諏訪大社の御柱

祭神

主祭神

明治15年(1882年)3月に合祀した小名「根岸」の鎮守であった日枝神社の御祭神

相殿

元境内社「八雲神社」の御祭神
元境内社「玉神社」の御祭神

行事

  • 歳旦祭(1月元旦)[7]
  • 建国祭(2月11日)[7]
  • 祈年祭(2月17日)[7]
  • 八雲祭(4月第2日曜日)[3][7]
  • 大祓(6月30日)[7]
  • 例大祭(8月28日)[8][3][7]
  • 七五三祝い(11月15日)[7]
  • 新穀感謝祭(11月23日)[7]
  • 天長節祭(12月23日)[7]
  • 大祓(12月31日)[7]

交通

羽村市コミュニティバス
  • JR青梅線羽村駅東口から羽村市コミュニティバス「はむらん」の「羽村西コース」に乗車。バス停「玉川神社」下車。
  • JR青梅線羽村駅東口から徒歩15分(1.2km)。

脚注

  1. ^ a b c d e 東京都神社庁.
  2. ^ 公式サイト.
  3. ^ a b c d e f g h 境内掲示『玉川神社』(設置日:昭和62年8月28日)より
  4. ^ 社頭掲示板『西多摩小学校発足の地』(設置者:羽村市教育委員会、設置日:平成6年3月)
  5. ^ 社頭掲示板『諏訪大社 御柱』(設置者:玉川神社、設置日:平成28年8月8日)より
  6. ^ 『北多摩神社誌』(出版社:北多摩神道青年会むらさき会、発行日:1976年)
  7. ^ a b c d e f g h i j 神社パンフレット
  8. ^ 新編武蔵風土記稿 羽村 諏訪社.

参考文献

外部リンク




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