状態遷移図との変換
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/09 23:52 UTC 版)
状態遷移表から状態遷移図を描くことができる。その簡単な手順は以下のようになる。 表に出てくる状態に対応した円を描く。 各状態について、対応する行を見て、遷移先の状態(群)への矢印を描く。そのオートマトンがNFAの場合、一種類の入力で複数の矢印が存在する場合がある。 ひとつの状態を開始状態とする。開始状態は正式なオートマトンの定義では必須である。 ひとつ以上の状態を受容状態とする。受容状態も正式なオートマトンの定義では必須である。一連の入力が与えられたときに最後にそのオートマトンがたどり着いた状態が受容状態なら、その入力を受容したと判断でき、受容状態でない状態にたどり着いたときはその入力文字列を受容しなかったと判断される。
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