燃えろよ燃えろ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/08 10:04 UTC 版)
みんなのうた 一日の終わり |
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歌手 | 東京少年少女合唱隊 |
作詞者 | ![]() |
編曲者 | 服部正 |
映像 | 影絵 |
映像制作者 | 木馬座 |
初放送月 | 1961年8月 - 9月 |
再放送月 | なし |
燃えろよ燃えろ(もえろよもえろ)は、フランス民謡のメロディーに日本語の歌詞をつけたキャンプソング。宿泊学習やキャンプの際に、キャンプファイヤーで歌われる。
昔から日本でもよく知られているフランスのメロディー(後述「一日の終り」)に、ハイカーがキャンプファイヤーにふさわしい歌詞をつけたものである[1]。JASRACに登録されている作詞者は串田孫一[2]。
一日の終り
「一日(ひとひ)の終り」(「星かげさやかに」とも)は、キャンプの定番曲であり、ボーイスカウトで戦前から歌われていた[4]。メロディーは「燃えろよ燃えろ」と同じで、作詞は、『ボーイスカウト歌集』によれば中央実修所[5]。実修所員の一人であった戸田和夫作詞とする歌集[6]もある。JASRACに登録されている訳詞者は串田孫一[7]。
1961年(昭和36年)には、開始間もないNHKの「みんなのうた」で、「一日の終わり」名義で放送された。編曲は服部正が手掛け、歌は東京少年少女合唱隊が担当、映像は「木馬座」による影絵だった[8]。映像は現存せず、再放送もされていない。歌詞と楽曲は水星社の楽譜集等に収載されている[9]。
出典
- ^ 上坂茂男・中野靖子 編『山の歌みんなの歌』実業之日本社、1963年10月30日、69頁。
- ^ JASRAC作品データベース検索サービス(“検索画面”. J-WID. 日本音楽著作権協会. 2025年5月28日閲覧。)、作品タイトル「燃えろよ燃えろ」、作品コード:087-2236-6。
- ^ 後藤田純生ほか『音楽のとびら:授業の役にたつ話』日本書籍、1986年9月30日、119頁。ISBN 4-8199-0199-0。
- ^ 三島通陽「暹羅國指導者の實修所を務めて」『少年団研究』14(9)、大日本少年団聯盟、1937年9月1日、5頁。
- ^ 『ボーイスカウト歌集(第一集)』財団法人ボーイスカウト日本連盟、1964年2月10日、41頁。
- ^ 本派本願寺 編『仏教讃歌集』本派本願寺、1940年6月25日、130頁。
- ^ JASRAC作品データベース検索サービス(“検索画面”. J-WID. 日本音楽著作権協会. 2025年5月28日閲覧。)、作品タイトル「一日の終わり」、作品コード:007-7232-1。
- ^ “NHKみんなのうた 一日の終わり”. NHKみんなのうた. 2025年3月23日閲覧。
- ^ 水星社編集部 編『NHKみんなのうた ベスト・アルバム2』音楽之友社、1998年3月、41頁。 ISBN 9784915274527。
関連項目
外部リンク
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