熊野市自主運行バスとは? わかりやすく解説

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熊野市自主運行バス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/12 09:34 UTC 版)

熊野市自主運行バス(くまのしじしゅうんこうバス)は、三重県熊野市が運行するコミュニティバスである。

全ての路線が三重交通南紀営業所2014年1月末までは三交南紀交通)の廃止代替バスとして開設された。運行業務も同社に委託されているほか、停留所の設備も同社が設置したものをそのまま流用している。

なお、本項では熊野市と南牟婁郡御浜町が共同で運行している『南紀広域バス』についてもあわせて解説する(単に『広域バス』とも。こちらは廃止代替バスではない)。

現行路線

清流・那智黒石の里線

2003年4月1日より運行。三重交通時代は、71系統・熊野尾川線として運行されていた。三重県道34号七色峡線40号熊野矢ノ川線を縦断し、神川町や育生町(共に旧・神川村)と市街地中心部を結ぶ。

七色では下北山村営バス(下桑原・池原方面)と接続しているほか、熊野市駅前 - 七色間では小松・おくとろ公園方面からの北山村営バスも並行して走っている(ただし、同バスは河上横町を除いて途中無停車である)。

  • 新町 - 熊野市駅前 - 河上横町 - 瀬戸 - 神上 - 七色 - 尾川

潮風かほる熊野古道線

2004年4月1日より運行。全線でJR紀勢線と並行するが、同線はトンネルでショートカットする区間が多いため、駅から離れた集落も多く経由する。また、ほぼ全線で国道311号を走行する。

三重交通時代は、熊野市駅前 - 磯崎港間が41系統・磯崎金山線、新鹿駅前 - 遊木間が43系統・遊木線として運行されていたため、この路線は両者を延長して接続させたものとなる。

「フリー停留所」と称するフリー乗降制の区間が、磯崎口 - 磯崎港間、東波田須 - 新鹿港間、みなと - 坂本間で設定されている。

飛鳥・五郷線

2007年10月1日より運行。三重交通時代は、21系統・五郷線として運行されていた。

紀伊佐田以西は国道309号五郷町内を通り抜け、国道169号に差し掛かってすぐのところで終着地の湯の谷に至る。

湯の谷へは水曜日の一部の便のみ乗り入れ、その他は全て途中の桃崎で折り返す。

  • 三交南紀 - 熊野市駅前 - 鬼ヶ城東口 - 大泊 - 紀伊佐田 - 神山 - 五郷学校前 - 桃崎 - 湯の谷

南紀広域バス

瀞流荘紀南病院線

2003年4月1日より運行。

瀞流荘を経由するため、小栗須 - 瀞流荘間を二度通るルートとなっている。

七里御浜・ピネでは、JR阿田和駅に徒歩連絡している(紀南病院行きのみが停車し、降車のみ扱う)。また、阿田和端地では三重交通の13系統・熊野新宮線と接続する。

熊野古道瀞流荘線

2003年7月19日より運行。

  • 木本高校 - 熊野市駅前 - 河上横町 - 横垣峠登り口 - 後地 - 小栗須 - 瀞流荘

車両

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