熊斐とは? わかりやすく解説

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ゆうひ【熊斐】

読み方:ゆうひ

[1693〜1773]江戸中期画家長崎の人。本姓神代(くましろ)、のち熊代。別号、繍江(しゅうこう)。唐通詞の家に生まれ、画を清人沈南蘋(しんなんぴん)に学んで南蘋派花鳥画先駆となる。代表作三千歳図」「浪に図」など。


熊代熊斐

(熊斐 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/12 15:38 UTC 版)

熊代 熊斐[1](くましろ ゆうひ、正徳2年(1712年[2] - 安永元年12月28日1773年1月20日))は、江戸時代中期の長崎で活躍した画家。江戸時代の南宋画の先駆者。沈南蘋の彩色花鳥画の技法を多くの門人に伝え国内に広めた。この一派は南蘋派として知られ、当時の画壇に大きな影響をもたらした。


  1. ^ 本来、熊代熊斐という呼称は誤りで単に熊斐もしくは神代甚左衛門であるが、すでに誤った呼称が周知され通例となっているため本記事はこれに従う
  2. ^ 生年を1693年、または1713年とする説がある
  3. ^ 竹内美砂子 「尾張藩御用絵師と南蘋派―今村随学と宋紫岡―」『名古屋市博物館研究紀要』第13号、1990年。


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