演劇において
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/04 11:54 UTC 版)
演劇におけるエピローグは、登場人物の一人の俳優または作者の代弁を行う俳優が、劇の終わりに舞台から直接観客に向かって語りかける納めのせりふである。もともとエピローグはギリシャの古代演劇の用語であり、のちにギリシャ劇やエリザベス朝演劇で用いられ、王政復古期演劇において最も盛んに使われた。代表的なエピローグとしては、ジョン・ドライデンやデヴィッド・ガリックの書いた機知に富んだエピローグが有名である。18世紀以降はほとんど姿を消した。 通常登場人物の一人が現れて、劇に描かれた世界についての説明や意見、作者や役者の意図などを韻文で観客に語りかけることが多い。
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