渦電流動力計
ローターに渦電流を発生させてエンジンの仕事を吸収し、回転トルクを測定する装置。このトルクとエンジン回転数とから出力を算出する。別名EC動力計という。界磁電流を変化させ吸収トルクを増減させる。非磁性体のローターを界磁石中で回転させると渦電流が発生し、ローターの回転抵抗となり、これを利用してトルクを測定する。このほかに直流動力計、交流動力計、水動力計が使用されている。渦電流動力計は構造が簡単で安価、高速回転に適しているが、エンジンを逆にモータリング駆動することができない。
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