渡辺崋山筆 鷹見泉石像
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/09 03:22 UTC 版)
渡辺崋山の描いた『鷹見泉石像』(東京国立博物館蔵)は天保8年(1837年)、泉石53歳の時の肖像画。西洋の画法も取り入れた近世画の傑作として、国宝に指定されている。烏帽子と服は線描を使った東洋の伝統的な画法、相貌は西洋の陰影法や彩色法を使うという対照的な技法を用いながら全く違和感なく融合させ、人物の内面まで感じさせる高い完成度を持つ。ちなみに絵画の部門では最も時代が新しい国宝である。
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