清凉院 (京都市伏見区)
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| 清凉院 | |
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| 所在地 | 京都市伏見区深草大亀谷五郎太町31 |
| 位置 | 北緯34度56分33.7秒 東経135度46分35.8秒 / 北緯34.942694度 東経135.776611度 |
| 宗旨 | 浄土宗 |
| 宗派 | 浄土宗 |
| 本尊 | 阿弥陀如来 |
| 創建年 | 安永7年(1778年) |
| 法人番号 | 5130005000226 |
清凉院(せいりょういん)は、京都市伏見区に所在する浄土宗の寺院(尼寺)。非公開[1]。
清涼院(さんずい)表記は誤りである。
同寺の敷地は、尾張藩初代藩主・徳川義直が生誕した地であり、一帯の地名「五郎太町」は彼の幼名に由来している。
起源
- 清凉院の敷地はかつて、伏見城のお花畑山荘とよばれる御殿の一部であったが、豊臣秀吉の死後、伏見城に入った徳川家康は側室のお亀の方(石清水八幡宮神職の娘で未亡人)を寵愛し、この地にあった御殿に住まわせた。慶長5年(1600年)に2人の間に生まれたのが五郎太丸(後の徳川義直)である。
- この山荘は清凉庵となり、後に尼寺清凉院となった。
- サルスベリの赤い花が咲く庭があり、本堂にはお亀の像と五郎太の青年時代の像が安置されている。
保存樹
- 百日紅の木:京都市指定保存樹
秋葉山と清凉院
- 秋葉権現は秋葉山の山岳信仰と修験道が融合した神仏習合の神で、江戸時代にその信仰が流行した。その発端は徳川家康の命による。 清凉院にも秋葉三尺大権現像が御堂に祀られており、清凉院では秋葉山(あきばさん)と称する。
- 年に1度 12月1日のみ御開帳:秋葉山大権現(秋葉三尺坊大権現)の主なご利益は、火防守護、家内安全、商売繁盛、厄除開運、心願成就である。
交通アクセス
関連項目
外部リンク
脚注
- ^ 一般公開はしていない。拝観、御朱印などは(法事や当院行事の都合上)要連絡にて対応。
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