海王星を発見した望遠鏡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/02 20:26 UTC 版)
「海王星の発見」の記事における「海王星を発見した望遠鏡」の解説
海王星の発見に用いられた望遠鏡は、後のMerz und Mahler社が製造した、ベルリン天文台の口径9.6インチの色収差補正(アクロマート)屈折望遠鏡であった。この時代としては高性能の望遠鏡であり、入手可能な中で最大の色収差補正2枚レンズの望遠鏡であり、赤道儀式架台上の望遠鏡であった。さらに、長さ4mの鏡筒は地球の自転に合わせて時計回りに回転することができた。最終的にこの望遠鏡はミュンヘンのドイツ博物館に移設され、21世紀になっても展示され続けている。
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