浴室の内側における風呂マット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/30 02:54 UTC 版)
「風呂マット」の記事における「浴室の内側における風呂マット」の解説
洗い場の床のすべりやそれによる転倒事故のほか、床の冷たさによるヒートショックを防止するために敷く。そのため、入浴用品や介護用品に分類される。 名称については、厚みのあるやわらかめのものは「ソフトマット」や「クッションマット」とも呼称される。 形状については様々なものがあり、洗い場に敷く1枚シート状のもの、複数枚を組み合わせるパズル状のもの、すのこ状のもの、畳状のものなどのほか、浴槽の底に敷く吸着盤とすべり止めによる加工をほどこしたものなどがある。 材質については、EVA樹脂、ポリエステル、ポリプロピレン、発泡塩化ビニールなどが用いられる。 発泡塩化ビニール製のマットは、ウレタンが一般に市販されていない時代には、特撮映画などにおける造形素材として欠かせないものだった。一時期は造形スタッフの買い占めで、街の売り場から風呂マットが消えたという。
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