洞窟動物相の調査
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 15:06 UTC 版)
1938年10月に吉井良三がスズカトゲトビムシを発見し、翌年新種として記載したが、これ以降現生洞窟動物相の調査が本格的に始まることとなる。吉井は1954年にはウエノシロトビムシ、マツモトシロトビムシ、ベニイボトビムシを発見し、1956年にもシロアヤトビムシ、タカチホホラズミトビムシを新種として記載した。 上野俊一は1956年、河内風穴からカワチメクラチビゴミムシを新種として記載し、他の洞窟産の動物も記録した。また同年に森川国康がスズカメクラツチカニムシを記載した。黒田徳米と波部忠重は1958年に上野が採集した微小巻貝コバヤシミジンツボを記載した。 1960年には大井良三が自ら採集した標本に基づきホラヌカグモおよびホラヤミサラグモを記載した。
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