沼地のある森を抜けて
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/31 18:08 UTC 版)
「フリオのために」のみ初出『小説新潮』2003年6月号(新潮社)。加筆修正の上で単行本化となった。FMシアターにてラジオドラマ化(2005年10月)。「自己と他者の境界」というテーマに対し『ぐるりのこと』でエッセイの限界まで書き切ったが、その先は物語へもちこまなければ表現し切れないとの思いで書き始められた。「生命」というテーマに真正面から取り組んだ結果が約4年という執筆期間であり、命がけの仕事だったとさえ語っている。刊行予定時のタイトルは『沼地の向こう草原の果て』。
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