沙庭とは? わかりやすく解説

さ‐にわ〔‐には〕【場/沙庭】

読み方:さにわ

神を招いてお告げ聞く清浄な場所。

建内宿禰(たけのうちのすくね)—に居て神の命(みこと)を請ひき」〈記・中〉

神のお告げを承る人。霊媒者。さにわびと。

中臣(なかとみ)の烏賊津(いかつ)の使主(おみ)を喚(め)して、—とす」〈神功紀〉

神楽(かぐら)の和琴奏者

[補説] 「さ」は神稲の意とも、「さや(清)」の略ともいう。


審神者

(沙庭 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/01 06:03 UTC 版)

さにわ(歴史的仮名遣いでは「さには[1][2]」)とは、古代の神道祭祀において神託を受け、神意を解釈して伝える者のことである。


  1. ^ a b 「さ‐にわ〔‐には〕【斎場/沙庭】」デジタル大辞泉
  2. ^ a b 「さ‐にわ ‥には【清庭・斎場・沙庭】」精選版 日本国語大辞典
  3. ^ a b 「清庭 さにわ」宇田敏彦、日本大百科全書 ニッポニカ
  4. ^ 『朝日日本歴史人物事典』朝日新聞出版。[要ページ番号]


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