江本義理とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 江本義理の意味・解説 

江本義理

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/29 13:23 UTC 版)

江本 義理(えもと よしみち、1925年大正14年)7月3日 - 1992年平成4年)4月11日)は、日本化学者である[1][2]

経歴・人物

江本義数の長男として東京に生まれる[1][2]東京大学理学部卒業後[1][2]1948年昭和28年)に東京国立博物館に勤務し父が調査にあたった高松塚古墳の壁画や[2]中尊寺金色堂に祀られている即身仏文化財の保存や調査にあたった[1][2]

また偽作かを証明するために調査した文化財に機器分析を導入し[1]、特に当時真偽論争下だった「永仁の壺事件」では蛍光X線の用いた分析によって偽物である事を証明した事で名を馳せた[1]。後に昭和女子大学等の教授を務め[2]1975年(昭和50年)には父が研究員を務めた経験があった東京国立文化財研究所に入所し[1]、保存科学部長を務めた[1]

脚注

  1. ^ a b c d e f g h 江本義理”. デジタル版 日本人名大辞典+Plus(講談社). 2023年8月29日閲覧。
  2. ^ a b c d e f 江本 義理”. 20世紀日本人名事典(日外アソシエーツ). 2023年8月29日閲覧。

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  江本義理のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「江本義理」の関連用語

江本義理のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



江本義理のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの江本義理 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS