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江原昭善

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/04 05:56 UTC 版)

江原 昭善
人物情報
生誕 (1927-04-07) 1927年4月7日
日本 岡山県
死没 2021年11月30日(2021-11-30)(94歳)
出身校 東京大学
学問
研究分野 人類学(自然人類学)
研究機関 順天堂大学京都大学霊長類研究所椙山女学園大学
学位 理学博士医学博士
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江原 昭善(えはら あきよし、1927年4月7日 - 2021年11月30日[1])は、日本の人類学者京都大学名誉教授、椙山女学園大学名誉教授、元椙山女学園大学学長。

略歴

1927年、岡山県生まれ。1954年に東京大学理学部人類学科を卒業し、1958年同大学院修了。1963年「日本石器時代より現代に到る下顎骨の形態学的変化 日本人下顎骨の人種学的研究」を東京大学に提出して理学博士号を取得。また1970年に「ヒトの頭蓋底におけるKyphoseの変異性とその形態学的分析」を順天堂大学に提出して医学博士号も取得した。

大学院終了後は、順天堂大学医学部解剖講師に就いた。1970年、京都大学霊長類研究所助教授となり、1974年に教授昇進。1991年、京都大学を定年退官し、名誉教授となった。その後は椙山女学園大学教授・学長を務め、その退官後は名誉教授となった[2]西ドイツクリスティアン・アルブレヒト大学キール(キール大学)客員教授、日本モンキーセンター理事もつとめた[3]

受賞・栄典

著書

  • 『人間の謎 人類学から見た人間の歴史』講談社(ミリオン・ブックス)1959
  • 『人類 ホモ・サピエンスへの道』日本放送出版協会(NHKブックス)1974
  • 『進化のなかの人体』1982 講談社現代新書
  • 『人類の地平線 アダムの来た道』1982 小学館創造選書
  • 『人間性の起源と進化』日本放送出版協会(NHKブックス 1987)
  • 『人類の起源と進化 人間理解のために』裳華房(生命科学シリーズ)1993
  • 『人間はなぜ人間か 新しい人類の地平から』雄山閣出版 1998
  • 『服を着たネアンデルタール人 現代人の深層をさぐる』雄山閣出版 2001
  • 『稜線に立つホモ・サピエンス 自然人類学を超えて』京都大学学術出版会 2005
  • 『人類学者の人間論ノート』雄山閣 2017

共編著

翻訳

脚注

  1. ^ 【訃報】江原昭善名誉会員ご逝去 - 日本霊長類学会
  2. ^ 『人類学者の人間論ノート』
  3. ^ 『現代日本人名録』1987、2002



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