汎用パイプライン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/19 07:07 UTC 版)
「命令パイプライン」の記事における「汎用パイプライン」の解説
右図は、一般化した次のような4段のパイプラインを示している。 フェッチ (Fetch):読み込み デコード (Decode):解析、解読 実行 (Execute) ライトバック (Write-back) 図の上にある灰色の矩形には実行を待っている命令が並んでいる。下の灰色の矩形には実行が完了した命令が並んでいる。真ん中の矩形がパイプラインを表している。 実行は次のようになる。 時間(クロック)実行内容0 4つの命令が実行されるのを待っている。 1 緑の命令をメモリからフェッチする。 2 緑の命令をデコードする。 紫の命令をメモリからフェッチする。 3 緑の命令を実行する(実際の命令処理を行う) 紫の命令をデコードする。 青の命令をフェッチする。 4 緑の命令の結果をレジスタファイルかメモリに書き込む。 紫の命令を実行する。 青の命令をデコードする。 赤の命令をフェッチする。 5 緑の命令は完了した。 紫の命令の結果を書き込む。 青の命令を実行する。 赤の命令をデコードする。 6 紫の命令は完了した。 青の命令の結果を書き込む。 赤の命令を実行する。 7 青の命令は完了した。 赤の命令の結果を書き込む。 8 赤の命令は完了した。 9 全命令を実行した。
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