汁かけ飯の話
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 03:45 UTC 版)
氏政の有名な逸話として二度汁かけの逸話がある。食事の際に氏政が汁を一度、飯にかけたが、汁が少なかったのでもう一度汁をかけ足した。これを見た父の氏康が「毎日食事をしておきながら、飯にかける汁の量も量れんとは。北条家もわしの代で終わりか」と嘆息したという逸話である(汁かけ飯の量も量れぬ者に、領国や家臣を推し量ることなど出来る訳がない、の意)。同様の内容は毛利氏の元就と輝元の間の話としても伝えられている。氏政を暗愚とする評価は、18世紀半ばの『関八州古戦録』(巻十七)(人物往来社刊)あたりが古い。
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