歩く速さと健康に対する効果
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/14 07:36 UTC 版)
歩く速さは寿命の長さや病気の罹りやすさと関連すると言われている。 2011年JAMAに掲載された、9のコホート研究をプール解析した結果では、65歳以上の地域住民34485人において歩行速度と生存率が関連し、歩行速度が0.1 m/s速くなる毎に統合ハザード比は0.88になった。 2011年のBMJクリスマス号では、"How fast does the Grim Reaper walk? (死神の歩く速さは?)"として、シドニーに住む70歳以上の男性1705人を対象に歩行速度と死亡率についてROC解析を行った。0.82 m/sより速く歩く群では、それより遅く歩く群と比較して死亡率が1.23倍低かった。1.36 m/s(約5 km/h)では「死神に追いつかれなかった=死神の歩行速度である」。
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