武家政権とは? わかりやすく解説

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武家政権

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/08 21:59 UTC 版)

武家政権(ぶけせいけん)は、日本史上の政治形態の一つ。武家が独自の権力と組織をもって行なった政治的支配のことで、12世紀末の鎌倉幕府の樹立から1867年慶応3年)の江戸幕府の終末までの約700年間がこれにあたる。


注釈

  1. ^ 鎌倉時代には、「幕府」は将軍の居所の呼び名だった[4]

出典

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  2. ^ 岩田慎平「武家政権について」元木泰雄 編『日本中世の政治と制度』(吉川弘文館、2020年) ISBN 978-4-642-02966-7 P316-330.
  3. ^ 渡辺浩「序 いくつかの日本史用語について」『東アジアの王権と思想』東京大学出版会、1997年、1-5頁。 
  4. ^ 高橋 2018, pp. 71–72.
  5. ^ 高橋 2018, pp. 72–73.
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  17. ^ 下村修太朗 著「そもそも、源頼朝は征夷大将軍を望んでいなかった?」、関口崇史 編『征夷大将軍の研究最前線』日本史史料研究会 監修、洋泉社、2018年。 
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  20. ^ 呉座 2021, pp. 280–315.
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  22. ^ 今谷 1990, pp. 34–168.
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  25. ^ 石原比位呂「足利義満の対朝廷政策」『室町時代の将軍家と天皇家』(勉誠出版、2015年)など
  26. ^ 今谷 1990, pp. 187–192.
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  31. ^ 石井良助 1982, p. 303.
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  38. ^ 高橋 2018, pp. 70–71.
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  42. ^ 田村安興『天皇と官吏の時代:1868年-1945年』清文堂出版, 2014年、p.84
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