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橘休蔭

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/21 04:31 UTC 版)

 
橘休蔭
時代 平安時代初期 - 前期
生誕 不明
死没 不明
官位 正五位下治部大輔
主君 文徳天皇清和天皇陽成天皇光孝天皇
氏族 橘氏
父母 父:橘氏人
兄弟 清蔭休蔭常蔭信蔭、茂蔭
清和天皇更衣
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橘 休蔭(たちばな の よしかげ/やすかげ/おおかげ)は、平安時代初期から前期にかけての貴族。系譜は明らかでないが、太政大臣橘奈良麻呂の曾孫で、神祇伯橘氏人の子と想定される[1]官位正五位下治部大輔

経歴

嘉祥3年(850年文徳天皇の即位に伴い従五位下叙爵斉衡3年(856年左兵庫頭に任ぜられる。

文徳朝末の天安元年(857年侍従に任ぜられると、文徳天皇の崩御を挟んで一時侍従を辞任するが、清和朝に入った天安2年(859年)に再び侍従に任ぜられ、貞観9年(867年)に相模権介として地方官に転じるまでこれを務める。貞観11年(869年)従五位上。

清和朝末に治部大輔として京官に復すると、陽成朝から光孝朝にかけてこれを務め、この間の元慶7年(883年正五位下に昇叙される。仁和3年(887年越中守に任ぜられ、再び地方官に転じた。

官歴

六国史』による。

系譜

脚注

  1. ^ 宝賀[1986: 91]
  2. ^ 『日本三代実録』貞観15年4月21日条
  3. ^ 『日本紀略』延長7月28日条

参考文献




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