横浜船籍
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/11 07:07 UTC 版)
「飛鳥II」の船籍港は横浜港であり、郵船クルーズの本社所在地は横浜市である。 横浜港の大桟橋改築が完成し2000年代に入ってクルーズ客船の寄港数が増加基調に入った。しかし横浜港を船籍港とする客船が無くなって久しくなっており、横浜港の再活性化には港の象徴的存在となる横浜港船籍船が求められた。また横浜港と歴史的に繋がりの深い海運業界との関係深化も必要とされた。飛鳥IIの就航に当たり、当時の横浜市長中田宏が自ら日本郵船に同船を横浜籍とするよう依頼し、郵船側も「旧『飛鳥』の発着港の多くが横浜港であること」や「横浜港と日本郵船が歴史的にも深い繋がりを持つこと」 等を理由にこれを受諾、2005年10月5日に合意・発表に至ったものである。
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