権利義務取締役となる者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/25 23:04 UTC 版)
「権利義務取締役」の記事における「権利義務取締役となる者」の解説
権利義務取締役となるのは、任期満了または辞任によって退任した者のみである。この退任によって、会社法または定款で定める取締役の員数が欠けた場合に、その退任取締役が権利義務取締役となる。複数の取締役が退任した場合は、たとえ一部が残るだけで員数を満たすとしても、同時に退任した取締役全員が権利義務取締役となる。また、新たな取締役または一時取締役が就任したとしても、それによって所定の員数を満たさない場合は、全員が引き続き権利義務取締役となる。この場合、権利義務取締役と新たな取締役、一時取締役の総数が、定款で定める員数の上限を超えても問題ないと考えられている。
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