構成成分について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/07/18 23:09 UTC 版)
「イノシンプラノベクス」の記事における「構成成分について」の解説
イノシンプラノベクスの構成成分は、イノシンとジメプラノールアセドベン(英語、Dimepranol acedoben)から成る。このうちジメプラノールアセドベンも1つの分子ではなく、なおも混合物である。ジメプラノールアセドベンは、4-アセトアミド安息香酸(慣用名アセドベン)と、1-ジメチルアミノ-2-プロパノールとを1対1の割合で混合した物である。4-アセトアミド安息香酸と1-ジメチルアミノ-2-プロパノールは、カルボキシ基と第三級アミンが持つ孤立電子対とで塩を形成している。なお、イノシンとジメプラノールアセドベンは、1:3の割合である。従って、イノシンプラノベクス(主薬)の組成式はC10H12N4O5・3(C9H9NO3・C5H13NO)であり、式量は約1115.25である。但し、言うまでも無く、一般的な錠剤と同じくイノシンプラノベクスの錠剤にも、主薬であるイノシンプラノベクスの他に滑沢剤などが含有されている。
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