構内交換機の役割
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/10 08:55 UTC 版)
構内交換機の機能は、機種や内線の構築状況によって様々だが、主に外線からの発着信の制御、内線同士の通話機能が基本となる。外線着信制御としてダイヤルイン、外線発信制御としてはLeast Cost Routing (LCR) 機能を持っているものが多い。 大規模な構内交換機は、あらかじめプログラムしてある一定の基準に応じて、構内電話機への着信選択制御 (ACD) を行い、公衆回線(外線)を介した問い合わせにも効率的に対応できる様にしたものが多い。そうした場合に用いられる構内交換機はunPBXとも呼ばれ、コンピュータに構内交換機能を付加させたものである。unPBXは、ソフトウェアを組替える事で柔軟な制御が行え、より効率的な対応が行えるため、主に家電メーカーのサポート窓口など、コールセンター向けに積極的に導入されている。大型のunPBXには自動音声応答機能を有するものもある。
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