楢岡家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 10:07 UTC 版)
楢岡図書 650石の組頭。鹿之助の父と組んで藩政を牛耳っていた時期もある。縁戚である鹿之助が藩政について学ぶために通った折り、隼太たち取り巻き4人も共に教えを受けた。 ここで聞いた大蔵が原開墾の話が、隼太の運命を変えて行く。 楢岡千加 / 杉山千加 楢岡図書の娘。美人の上、気立てもよく、鹿之助にくっついて楢岡の家に出入りしていた隼太たちは、皆あこがれの気持ちを抱いていたが、鹿之助が家督を継いで杉山忠兵衛となると、その妻となった。 千加を慕い、漠然と婿入りを夢みていた隼太ら4人は、楢岡の一人娘であった千加が杉山家に嫁入りしたことに衝撃を受け、同時に「上士と下士は同席せず」と言われる身分の差を痛感する。 樽岡外記 組頭の石川家から養子に入って樽岡家を継いだ。忠兵衛(鹿之助)の下で中老となる。忠兵衛の失脚に連座して執政府から追放された。同じく失脚した松波伊織と謀って、又左衛門に刺客を送った。
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