植物社会学で
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/23 02:44 UTC 版)
本種は植物社会学の上でもしばしば注目される。宮脇責任編集(1994)では本種の名を冠する群落名が2つある。 コカンスゲ-ウラジロガシ群集:ヤブツバキクラス(常緑広葉樹林帯)・ヤブコウジ-スダジイ群団 本州に見られる常緑広葉性の高木林で、低地帯の上部の山腹斜面の比較的乾燥した場所に立地し、これらの種の他にコガクウツギやウスゲクロモジが標徴種とされる。 コカンスゲ-ツガ群集:ブナクラス(落葉広葉樹林帯)・ツガ群団 常緑針葉性の高木林で、山地帯の尾根筋、急傾斜の場所や岩が出ている場所に立地し、他にアセビやコアジサイが標徴種とされる。本州の関東以西から四国に見られる。
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