森林及び里山
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/15 09:10 UTC 版)
森林伐採の後、切り株からの蘖によって新たな森林ができるようにすることを萌芽更新という。かつての里山はこれによって維持された。カシ類などは種子からの株は単独の茎をまっすぐに立てるが、切り株からでた場合はやや斜め、切り株から外向きにでることが多い。芽が大きな木にまで成長する頃には切り株自体は枯れて腐って消失するが、わずかに間を開けて複数の幹が、それぞれやや外向きに伸びていれば、その内側に切り株があったのだと分かることもある。 幹を切らなくても、環境悪化などによって主茎が弱った場合などには蘖が多数でることがある。 親株となる切り株 成長した蘖 根元から外向き斜めになった木々 鶴岡八幡宮の倒壊した大銀杏の根から生える蘖
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