桂花玉とは? わかりやすく解説

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桂花玉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/30 06:59 UTC 版)

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かつら 花玉 かぎょく

結び柏は、桂米朝一門定紋である。
生年月日 不詳年
没年月日 不詳年
出身地 日本
師匠 初代桂文治
田舎焉馬
3代目桂文治
名跡 1.(亭号不明)春好
2. 田舎春馬
3. 田舎焉馬
4. 桂花玉
5. 初代桂文吾
6. 桂花玉
活動内容 上方落語
所属 桂派

桂 花玉(かつら かぎょく、生没年不詳)は、本名不詳。

経歴

大坂の生まれともいわれるがはっきりしない。初め春好を名乗る。次に田舎焉馬の門下となり、春馬、後に師名の焉馬を襲名した。

後、3代目桂文治に従って江戸へと下り、桂花玉、初代文吾を経て、再び花玉へと改名する。

初代朝寝坊むらくと共に両国の寄席を務め、大道具やせり上げを用いた噺を得意にしたという、「大道具大志かけ落はなし桂文吾」と大書した一枚刷のビラ(1829年ころの物)が現存する。1825年1837年の2度、名古屋でも来演記録がある。1852年4月13日神田鍋町での高座が最後であったらしい。

没年不詳だが、1880年に三十三回忌が行われたとの記録があり、逆算すると嘉永元年頃の没となる。

なお、『落語系圖』『古今東西落語家事典』には初代文治門人とあるが、『文之助系図』には3代目文治門下とある。あるいは初代門下から3代目門下に移ったのか、詳細は不明である。

脚注

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注釈

出典

  • 『古今落語系図一覧(文之助系図)』(日本芸術文化振興会、2004年)
  • 『落語系圖』(月亭春松編)
  • 『古今東西落語家事典』(平凡社、1989年)
  • 『ご存じ 古今東西落語家事典』



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