根引
- 大夫を松の位に喩へしより出でし語。妓女を落籍するをいふ。
- 身の代を出して娼妓又は芸者などを落籍すること。
- 芸娼妓を落籍して、妻又は妾にすることをいふ。秦の始皇帝が松に太夫の位を与へた故に、太夫のことを松の位と称した。遊女の事を太夫といふ。正月の子の日には松の根曳をするところからいつたものである。〔花柳語〕
- 〔花〕芸娼妓などを落藉すること。身受けのこと。
- 芸娼妓(げいしやうぎ)を身受けして妻又は妾とすること。〔花柳界〕
- 芸者や娼妓を身請して妻又は妾にすることをいふ。
- 芸娼妓の身受けを云ふ。
- 芸娼妓を落籍して、妻又は妾にすることをいう。秦の始皇亭が松に太夫の位を与えた故事にならい、太夫のことを松の位と称した。遊女のことを太夫という。正月の子の日には松の根曳きをするところからいったものである。〔花柳界〕
- 芸妓又は娼妓を身請して妻や妾にする。「ね」は根で、玉引き(玉抜き)と同義。〔花〕
- 芸娼妓の身受けをいう。秦の始皇帝が松に太夫の位を与えた故事にならい太夫のことを松の位と称した。遊女のことを太夫という。正月の子の日には松の根曳きをするところからいったものである。
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