柄・意匠
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/26 13:30 UTC 版)
高砂染最大の特徴は、抽象化した「高砂神社の相生の松」の松枝の模様の上に、「尉と姥」伝説に関連する吉祥紋を「重ねた」その意匠である。最初の型の糊を置いたまま、2つめの型と糊を置くという珍しい「ふた型染」技法によって、この複雑精緻な文様は染め出されている。高砂染の長い歴史の中で様々な変遷を遂げてきたが、いずれも当時の染屋・型屋が自らの腕を競い会った往時の足跡であるとも言える。
※この「柄・意匠」の解説は、「高砂染」の解説の一部です。
「柄・意匠」を含む「高砂染」の記事については、「高砂染」の概要を参照ください。
- 柄意匠のページへのリンク