松林伯知 (3代目)とは? わかりやすく解説

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松林伯知 (3代目)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/21 23:51 UTC 版)

三代目 松林しょうりん 伯知はくち

松林伯知の定紋「丸に抱き茗荷」
本名 田中たなか 真弓まゆみ
生年月日 9月7日
出身地 日本茨城県水戸市三の丸
師匠 神田紅
名跡 1. 神田真紅しんく
(2009年 - 2024年)
2. 三代目松林伯知
(2024年 - )
出囃子 黄門囃子
活動期間 2009年 -
所属 日本講談協会
落語芸術協会
クロスポイント
公式サイト 講談師 三代目 松林伯知 HP【猫遊軒】

三代目 松林 伯知(しょうりん はくち、9月7日 - )は、日本講談協会および落語芸術協会に所属する女性講談師[1]神田紅門下の真打。本名∶田中 真弓[1]

経歴

茨城県水戸市三の丸出身[2]東京女子大学文理学部史学科卒業、狂言研究会に所属。大学在学時から「笑芸人」編集部でアルバイトをしていた[1][3]

働きながら講談教室に通うようになり、2009年6月に神田紅に入門[1]、11月に楽屋入り。前座となる[1]

2013年11月下席より二ツ目昇進[1]

2024年3月より真打に昇進し、「三代目松林伯知」を襲名した[4]。落語芸術協会では同年5月上席より、落語家の春雨や風子改め雲龍亭雨花、山遊亭くま八改メ四代目山遊亭金太郎とともに真打昇進襲名披露興行を行う[5][6]

芸歴

人物

  • 趣味は映画、アニメ、ゲーム。B級ワンコイングルメやカレーの食べ歩き。日本酒ナビゲーター、神田カレーマイスターの資格を持つ[1][7]
  • 古典をこなす一方で、歴史好きを活かした幕末から昭和の人物伝、文化史の新作講談も手掛ける[7]。また、アニメ、ゲーム、昭和歌謡、映画などを題材にした新作講談も持つ。ネタ数は約150作以上[1]
  • 二ツ目まで名乗った「真紅」という名前は本名の「弓」と師匠の「」の文字を組み合わせたもので、名付け親の紅には真打昇進後も引き続き名乗って欲しいという思いがあったが、襲名したいという本人の希望に押し切られた[8]

脚注

注釈

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k 神田真紅 - 協会員プロフィール|落語芸術協会”. www.geikyo.com. 2020年9月26日閲覧。
  2. ^ 茨城県初の女性真打(しんうち) 水戸市出身の講談師・神田真紅(かんだ・しんく) さん 松林伯知(しょうりん・はくち) を襲名(茨城・水戸市)」『よみうりタウンニュース』2024年3月12日。2024年5月2日閲覧。
  3. ^ 出版業界から伝統芸能の世界へ華麗なる転身! 女流講談師・神田真紅がおもしろい!”. アーク・コミュニケーションズ (2017年11月2日). 2021年1月6日閲覧。
  4. ^ 令和六年新真打「三代目 松林伯知」襲名について”. 落語芸術協会 (2023年10月6日). 2023年10月7日閲覧。
  5. ^ 令和六年五月 公益社団法人落語芸術協会真打昇進について - 落語芸術協会 2023年4月6日
  6. ^ 日本講談協会 [@n_kodan] (2023年4月6日). "【真打昇進 決定】". X(旧Twitter)より2023年4月8日閲覧
  7. ^ a b 東京かわら版『東西寄席演芸家名鑑2』P235より。
  8. ^ ヨネスケ (2024年4月27日). “【昇進&襲名】真打披露パーティー‼︎豪華メンバー集結‼︎”. ヨネスケちゃんねる. youtube. 2024年4月28日閲覧。

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