松木彦右衛門とは? わかりやすく解説

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松木彦右衛門

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 05:05 UTC 版)

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4代 松木 彦右衛門(まつき ひこえもん、1851年嘉永4年11月[1]) - 1921年大正10年)1月9日[1])は、明治から大正時代の政治家銀行家実業家貴族院多額納税者議員

経歴

弘前城松森町(弘前松森町を経て現弘前市松森町)で酒造業・松木家に生まれる[2][3]1867年慶応3年)以降、弘前藩御用達となり、ついで松前商社頭取となった[1]1894年(明治27年)弘前両益銀行を創立し頭取に就任[2]1898年(明治31年)弘前銀行取締役を経て、のち第4代頭取となる[2]

そののち弘前電燈発起人筆頭を経て、1899年(明治32年)10月、青森県多額納税者として貴族院議員に互選され[2]、同年11月21日から務め[1][4]、任期途中の1902年(明治35年)6月13日に辞職して[5]宮本甚兵衛にその職を譲った[2]。松木は当選後2年で貴族院多額納税者議員を辞職すると約束していたが、期限が来ても議員に居座ったため大問題となった[3]

脚注

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  1. ^ a b c d 衆議院、参議院 編 1960, 213頁.
  2. ^ a b c d e 東奥日報社 2002, 638頁.
  3. ^ a b 『青森県百科事典』861頁。
  4. ^ 『官報』第4919号、明治32年11月22日。
  5. ^ 『官報』第5682号、明治35年6月14日。

参考文献




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