東方六国とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 東方六国の意味・解説 

六国

(東方六国 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/24 13:45 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

六国(りっこく)は、戦国時代以外の六つの大国

をいう。秦の東にあるので 東方六国 とうほうりっこくとも呼ぶ。

秦が西周の故地に入って周の文化をある程度受け継いだのに対して六国では独自の文化が花開いた。文字も周秦の籀文と違い、各国で独特の文字が使われた。これを六国古文と呼んでいる。秦に併合された後、六国の故地は華山陝西省渭南市華陰市)より東にあるということで山東と呼ばれた。このため山東六国とも言われる。度量衡が異なっていたが、始皇帝による中国統一後、これも統一された。

蘇秦は西の秦に対抗するため、六国が同盟することを主張した。これを合従という。これに対し、張儀は六国の各々と秦とをそれぞれ同盟させる連衡を実現し、合従を打ち破った(合従連衡)。

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「東方六国」の関連用語

東方六国のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



東方六国のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの六国 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS