東川井信号場
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東川井信号場 | |
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![]() 2024年6月 | |
ひがしかわい Higashi-Kawai | |
◄御嶽 (2.4 km) (0.4 km) 川井► | |
所在地 | 東京都西多摩郡奥多摩町川井 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | 青梅線 |
キロ程 | 29.6 km(立川起点) |
駅構造 | 地上 |
開業年月日 | 1967年(昭和42年)10月1日[1] |
廃止年月日 | 2001年(平成13年)3月20日 |
東川井信号場(ひがしかわいしんごうじょう)は、かつて東京都西多摩郡奥多摩町川井に存在した、東日本旅客鉄道(JR東日本)青梅線の信号場。 御嶽駅 - 川井駅間に存在した。
歴史
川井駅を挟む御嶽駅 - 古里駅間は、交換駅間が4.4キロメートルと長かったが、途中の川井駅は急カーブ上に存在し、地形上の制約もあって交換施設の設置が難しかったことから、同駅より御嶽駅寄り0.4キロメートルに当信号場が設置された。1998年(平成10年)8月13日の石灰石輸送貨物列車運転終了により、この区間の列車本数が減少し使用頻度が減ったことにより、当信号場が廃止された[2][3]。
年表
- 1967年(昭和42年)10月1日:国鉄青梅線の信号場として開設[1][4]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR東日本が継承[1]。
- 2001年(平成13年)3月20日:廃止[3]。
構造
下り線(奥多摩方面)のポイントは直線であるが、出発信号機は片方向にしかないため、一線スルーではなく常に左側通行となっていた。
廃止後の状況
当信号場廃止後、ポイントおよび旧上り線が撤去された。旧上り線跡には、御嶽駅 - 古里駅間の上り・下り双方の第1閉塞信号機が設置されている。
隣の駅
脚注
- ^ a b c 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、195頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 鉄道図書刊行会「鉄道ピクトリアル」882号(2013年11月号)2013年、p.77
- ^ a b “青梅・五日市線の歴史(2000年-2005年)”. 東日本旅客鉄道八王子支社. 2017年8月6日閲覧。
- ^ “青梅・五日市線の歴史(1960年-1969年)”. 東日本旅客鉄道八王子支社. 2017年8月11日閲覧。
関連項目
- 東川井信号場のページへのリンク