条件性弁別学習
読み方:じょうけんせいべんべつがくしゅう
通常の(継時または同時)弁別学習において正負両刺激のうちの正刺激を選ぶための唯一の情報は、それ以前の試行で強化されたこともしくは強化されなかったという経験である。それに対して、弁別性弁別学習では正負両刺激以外の第3の刺激(ないし刺激属性)が選択のための情報となる。条件性弁別学習は“Aという刺激のもとでは”“R1 という反応をする”が、“Bという刺激のもとでは”“R2 という反応をする”という学習である。たとえば、球と立方体が被験体に提示され、装置が明るく照明されている時には球を選ぶ一方、暗く照明されている時には立方体を選べば、常に強化が与えられる。
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